ストレス発散が仕事を長く続ける鍵

看護師の仕事はストレスを感じやすい。人の生死に関わる仕事であるため、ちょっとしたミスが大きな失敗になり得るからだ。しかも、失敗を何度も繰り返してしまうと看護師自身も自信を失ってしまい、自分の力量のなさが大きなストレスになる。また、同僚や先輩、上司との関係も複雑である。看護師は決して一人でする仕事ではなく、常に仲間と連携を取り合って情報を共有していかなければならない。しかし、引き継ぎが上手くいかず、自分だけが教えられていないことで失敗すると、何ともやるせない気分になり、それが続くとモチベーションにも影響してくるようだ。

そのため、看護師はやりがいのある仕事だが、自分のキャパをオーバーするストレスを抱えてしまうと、うつなどの症状を引き起こす可能性が出てくる。そこで、自分自身も健康で長く勤務し続けるためには、適度に気分転換をしてストレスを発散していくことが重要だ。

気分転換は自分が楽しく、心地良ければ何でもかまわない。友達と会って食事をしたり、お酒を飲んだり、カラオケに行って大声で歌っても良い。また、好きなスポーツで汗を流したり、趣味に没頭したり、体が疲れているなら1日たっぷり寝たりしても問題ないのだ。そして、休日は仕事について考えないようにしよう。色々と悩んでしまう人は、時間が経ってからもクヨクヨと考える傾向にある。しかし、常に仕事のことを考えている状態では心が休まる暇がない。休日は仕事のことは一切忘れ、自分のために時間を使うようにしよう。そすれば、ストレスよりも仕事へのやりがいのほうが強くなってくるはずだ。